イノシシと農の共存を考える

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2006年7月8日、山中湖畔にてとうもろこしの草取りのお手伝いをしてきました。山中湖畔で農家をされている伊藤さんにお世話になりました。

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手作業での草取り。とうもろこしの生え際に共生している雑草をはさみでカットするというものでした。3時間程度の作業でしたが、腰に来ます。にもかかわらず、とうもろこしの取引価格は一本あたり数十円。寒暖の差が激しい山中湖のとうもろこしは、非常に甘く、一株あたり一本しか出来ない希少性が高いのですが、なかなか高く取引できていないようです。

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ここは、慣行農業(現代農業)で農業をされています。山中湖の風土は、農業には厳しいです。4月までは土地が凍っており、11月には霜が降るため、農期が短く、土が富士山の火山灰なので痩せており、イノシシなどの獣害が酷いのです。特にイノシシやハクビシンは、農作物を根こそぎ獲得するため、伊藤さんは畑の近くにテントを張り、宿泊するという具合です。

写真 僕らもテントを張って宿泊してみました。なべを炊き、畑で収穫させていただいた芋を煮ました。深夜は、驚くほどの生き物たちの声と美しい夜空があり、人間の小ささを感じました。イノシシが農作物を取りに来るのは、森の恵みが少なくなったからです。その原因は、森の木を人間が切ってしまったから。栗の木は、電車の枕木として伐採され、戦後は杉と檜の雑木林が出現しました。僕らの生活の振る舞いで、獣も人間も苦しんでいる現状が見えました。

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