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登り方と登ること

山がある。その山のいただきには、人生の目的があるそうだが、雲に覆われている。
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ある研究者は山の麓で登り方をひたすら研究していた。数々の写真、生息している植物、天候の統計から、合理的かつ効率的な登り方を積み重ねていった。彼には登ることは未知の領域であり、登り方を開発せずに登ることはリスク以外の何者でもなかった。

またある登山家は山に登っていた。登るたびに訪れる困難に挫けそうになりながらも、なんとか活路を見出し、一歩一歩登っていた。彼には登り方にセオリーは無く、むしろセオリーに頼ることで困難が訪れていることを発見した。

10年がたった。

ある研究者はやっとのことで登り方を極め、いただきに向かうための最短ルートを編み出した。しかし、登る体力を失っていた。

ある登山家はやっとのことで八合目に到達していた。しかし、いただきに向かうためのルートはことごとく失敗し、登り方を模索していた。

あるプロデューサーが彼ら二人と出会った。そのプロデューサーは、ある登山家とある研究者を引き合わせ、山のいただきを目指した。

八合目間に到達したとき、ある研究者の編み出した登り方をある登山家が実践してみるといただきが見えてきた。両者は笑顔でいただきに向かって一歩を踏み出した。

プロデューサー、曰く、
「目的を共有できる赤の他人をコラボレーションさせることが登山ってヤツかもな」

コメント (2)

匿名:

これオモシロイ!!

非常にいいたとえだと思う!!

赤の他人をコラボレーションさせるビジネスモデル・・・

一期一会のビジネスか・・・(笑)

いいね・・

こういうビジネスモデルって結構、ありますよね。

たとえば、人材紹介。

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2007年05月16日 02:36に投稿されたエントリーのページです。

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