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2006年04月 アーカイブ

2006年04月03日

火と水

4/2に実家に帰った。

家の標高は1100m。山奥。

雨の中、近くの水源(水が湧き出ているところ)に行き、久しぶりにみずを飲んだ。コロコロと面白い音が聴こえる。ふわっふわっと土が柔らかいのは霜が溶けたから。

家に帰ると真っ暗。落雷によるもので、3時間ぐらい停電しちゃった。冷蔵庫、テレビ、ビデオ、電話、モデム、お風呂、キッチン、灯りが使用不可。(家には携帯電話の電波も届かない)

とても静か。

静か。

ろうそくの火を4つ灯して、ユラユラ眺める。自分という枠が外れたような意識の広がりを感じる。落ち着く。ユラユラ。

おなかが減ったので、チャーシューとご飯と梅干をいただいた。以前の僕であれば、停電が復旧しないことに怒り(怒ってもムダ)、ブーブー悪態を吐きながら、飯を食べただろう。今回の僕は、静かなことに喜び、火の明るさにときめきながら、ご飯をいただきました。

面白い一日だった。

2006年04月04日

井を出たカエル、大海が嫌になる

情報革命という荒波♪

情報を流通させるコストが低下しまくり。のろし→飛脚→郵便局→メール(かなり大雑把だな)。今となっては、MSN、スカイプ、IP電話のようなタダのインフラもある

反対に情報を選定するコストが上昇してきた。スパムメール、DM、折込広告。ビルはアイドルの宣伝。電車のつり革にダイエット。同じようなウェブサイトの乱立。ポケットティッシュ、そんなにいらないっす。

情報を選定するコストを下げる方法として、口コミの利用、嗜好のアーカイブ化、ポータル化、原始化をあげる。口コミの利用事例としては、みんなの就活日記、2ちゃんねる、価格.comGREE、mixiがある。嗜好のアーカイブ化の利用事例は、アマゾン、Gmail導入後のGoogleがある。ポータル化は、歯医者さんのポータルサイトとか、フラッシュを集めたサイトとかがある。原始化事例は、ボクの友達。彼は新聞を見ず、テレビを見ず、携帯を持たない。

情報革命の目的は、資源の最適配分だと思う。でも現状は、パチンと死んでいく貧しい子供の現状より、胸キュンなエゴ丸出しキャンペーンが伝えられバックが売れる。

情報が過剰供給されている大海に出たカエル君。荒波に揉まれて、嫌になってる。かといって、井戸の中にいるのは寂しい。井戸の淵あたりがベストポジションかな。そこらへんの曖昧な領域をデザインしたいな

でくの坊

雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモ マケヌ、丈夫ナカラダヲモチ、慾ハナク、決シテ瞋ラズ、イツモシヅカニワラツテイル...
ミンナニ デクノボート ヨバレ、ホメラレモセズ、クニモサレズ、サウイウ モノニ、ワタシハ ナリタイ

宮沢賢治さんの手帳に書いてあった文です。


最近、「かっさんの夢は何?」と問われ、「自然に囲まれ、家族と仲間と笑顔を交わし続ける生活」と答えました。すると「もっと、具体的でしっかりしたような目標は無いの?」と問われ、「えっと~」モジモジという具合です。場がシュンとしちゃう。笑

葛藤があります。他者をウンと言わせたい支配者のような自我が出てきます。一方で自分を敬い、他者も敬いたい自己もいます。僕は、後者のほうが気持ちよいし、楽しい。

デクノボー。

なんか、好きです。周囲の人が思わず力を合わせちゃう様な変な存在。そんなリーダーシップもありだよなぁ~♪

2006年04月06日

MC心得

4/5のキャンパスライフガイダンスのSFCスペイン舞踊部のMCをやらせていただいた。そのとき心掛けたこと。

観客に掛け声を掛けてもらうことがゴール。観客の「掛け声に対する心理」を無関心 → 興味 → 受動的参加 → 主体的参加 と定義する。

プレゼン前の新入生の状態は、無関心な人8割を想定した。僕らのプレゼンは、9:00~13:00ぐらいまでのプログラムのトリ。新入生は4時間座りっぱなしで「モー疲れたわ~♪」という人が多かっただろう。

無関心な人 : 興味を持っている人 = 2 : 8 にするために、第一印象はめちゃ大事。おもむろにステージに登場し、トモDブレリアで「ズカズカドカドカン!むぅあい」と激しいフラメンコを魅せつけた。

んで、少しあおる。僕、曰く
「決めたら、オレ~♪と言って下さい」
観客:「....」
僕:「ともD、もっと激しいやつで決めて♪」
ともD:「ズガズガ、ゴゴゴゴ、ドバン!」
僕:耳に手を当てる
観客:「ォレェ~」
僕:「ともD、もっと、もっと~♪」
ともD:「ズガズガ、ゴゴゴゴ、ズッキューン、オラオラオラオラ、エメラルドスプラッシュ!」
僕:耳に手を当てる
観客:「オレェェェェェェエ~!」


これで、無関心 : 受動的参加 : 主体的参加 = 2 : 6 : 2 ぐらいになったであろう。ここまでくれば、しめたもの。受動的参加の人も、周囲の主体的参加学生に引っ張られて掛け声を言い始める。

セビを魅せ、また、MCで掛け声の練習。その後、ソロンゴ。無関心 : 受動的参加 : 主体的参加 = 2 : 5 : 3 ぐらいかな。これでもう、全体的な雰囲気として「スペ部、なんか良いわ~♪」は醸成できた気がする。集団心理。

結果、新歓飲みに26名ぐらいの新入生がやってきた!マジ、快挙!飲み会では、貸切で歌って飲んじゃいました。

わーい。ビバ、スペ部!これからの新歓、気を抜かずに頑張って欲しい。

2006年04月10日

主語の変化

企業研修が職業の方と酒を飲んだ。
「子供が生まれるんだよねぇ」


友達の結婚式に参加した。
「これからは、夫婦ともども....」


自分という個の世界に、子供であったり、妻であったりが密接に関わる場面だ。僕の人生観は、個の世界が主流であった。が、インドの旅、おばあちゃんの手術、同期の結婚、身近な人からの叱咤激励によって、だんだんと他者を受け入れられるようになってきた。自分だけであれば、コントロール可能なゴールを持ち易いが、他者と一緒の場合はコントロール可能なゴールは持ち得ない。コントロールしようとする根本の動機は僕の不安から来ているものだろう。別にコントロールする必要ないし、なるようになる世界を楽しむだけの度量を持ちたい。それぞれが全責任を負い、過不足を助け合う。それぞれが成長するもんだから、日々新たなり。

主語が「僕が」を超えて「僕達が」になる時、人はまた成長するんだなぁ。と2人を見ていてしみじみ感じた。凄いや

2006年04月11日

ハナとアンパン

ハナという出来事。ハナ.jpg

味ごのみっていうお菓子をご存知でしょうか?豆をあげたものや、小さなせんべえが入っている和風なお菓子です。

おもむろに置いてあった味ごのみを空けました。ムシャムシャ♪ふと、のりせんべぇを見ると右図の状態。

ハナ

花を咲かせろ!ということだろうか?こんなことが発生する確率は、限りなくゼロ。大量生産のラインでのりがせんべえにくっつくわけだし。


アンパンという出来事。

逗子で本を読みながら、歩いていたことがありました。ろくに前方を確認せずにテクテク歩いていると、いきなり目の前にアンパンが差し出されました。あまりの突然さと自然な振る舞いに思わず、受け取ってしまった僕。そこには笑顔が素敵なおじいさんがおりました。一言も発せずに、あさっての方向に去って行きました。

残された僕はアンパンを見つめ、「毒とか入っていないよな~♪」とか、疑りつつも安心していただきました。美味かった。


ハナとアンパン、不思議な出来事。風景ではなく、出来事。

2006年04月13日

生み方

何かが生まれるとき、そこには2つの相反するモノがある。


右手と左手
男と女
精子と卵子
赤組と青組
西洋と東洋
質と量
種と畑
動物と植物
陸と海
酸素と窒素
光と闇
太陽と地球
陽子と原子
バイレとカンテ
陽と陰

これらは裏表。1つのもの。今、実装中のWebアプリは、挑戦と応援。グルグル回って、元気を伝播していってほしいなぁ。

木を植えましょう

4/14→19@内モンゴル自治区 で木を植えに行きます。

木を植えるって、シンプル且つダイレクトに地球に貢献できる気がします。その意義をこの植林ツアーで自覚します。また伝えさせていただきます。

今のところ考え付く意義
・次世代の地球に緑が残せる
・温暖化の動きを緩慢に出来る
・僕が吸う空気を少しキレイに出来る
・砂漠化を少し食い止めることが出来る
・日本に飛んでくる黄砂をちょっと減らす

やっぱ、自分自身が木を植えるという行為を通じて、何かを自覚することが一番の意義だなぁ。

楽しみです♪だってさ、時間の経過と共に自分の植えた木が育っていくのだから。僕が死んでもその木のいくつかはそこに立っているのかと思うと、ニコニコしてしまう。笑

2006年04月19日

木を植えました

060417_122745_M.jpg

植えてきました~♪
内モンゴル自治区に木を植えてきました。80名ぐらいで2万3000本を大地に植えました。モンゴルのイメージは草原だけど、過放牧により砂漠化は深刻な状態。黄砂が吹き荒れるときは、前があまり見えません!今回は、比較的良い天気でしたが。みんなでスコップ片手にえっさほいさで掘っては、ポプラを植えました。
ちなみに宮脇昭さんという横国の教授にご指導いただきました。日本1300箇所、世界1500箇所、合計300万本の木を植えている方です。綺麗な目と静かでシャンとした立ち振る舞いが格好よかった。

前のエントリーで意義を考えていたけど、自覚できたことは「た、楽しい~♪」ということでした。

いろいろ頭で考えたけど、意味無いわ~♪シンプルな行為に心がダイレクトに感動しました060419_1449~02.jpg


体が喜び、心が晴れ、地球と魂が繋がったような気分です♪中学校の頃、生きている価値が無いと胃潰瘍になるほど思い詰めたことを思い出した。そんな心の砂漠に「ひとつの木」が植わり、地球と僕をつなげてくれた。自他を分別するのではなく、ひとつであるという原点を植林という行為を通じて、再確認できました。

有難うございました。

PS
これから、少しの間は植林を通じて感じたことをツラツラ書きます

2006年04月21日

静かさ@植林

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4/14→19の植林にて感じたこと。

「穴の中は、静かだ♪」

この写真は、手で掘った120cmほどの穴に顔を突っ込んでいる写真。笑。砂漠なので草の根がまったく無く、手でもサクサク掘れる。(砂浜みたいな感じ)。下のほうは湿っていて、ヒヤっとするぐらい冷たい。水を蓄えているみたい。

んで、3分ぐらい顔を突っ込んでみた。静か。シーンとしていた。あの静けさは初体験だったな。

今の暮らしは、アラームやら、廃棄音やら、冷蔵庫の音やら、パソコンの音やら、ピーピーピーですわ。静かにする時間を作って学びたい♪

2006年04月22日

楽しさ@植林

4/14→19の植林で感じたこと

「楽しさ」は、持続性を生む。

今回の植林は、まる2日半の作業があった。みんなで植えまくったわけだが、楽しすぎて、まったく苦にならなかった。

成すためには、持続的な行動が不可欠。そのために、植林のような自発性が求められる活動には楽しさが必要だナァと自覚できました。また、行きたいし。ってか、行くし。

楽しかったこととしては、 アーティスト(バンド)のライブ、祝宴、いきなり裸になって植える男達、沙場でソリ、人を埋めるなどなど。あの楽しさを許容する空気を作ることが大切だわ~♪

2006年04月23日

出会い@植林

4/14→19の植林で出会った人。

柴ちゃん
彼は、割り箸事業を志している。いっつも、楽しそうに行動している。ビジネスでバリバリできる人なのに、自分の内面を磨こうとしている人。

まっちゃん。
彼は、絶妙なタイミングで場の雰囲気を緩ませることが出来る。帰路で、北京空港行きのバスの中、みなが不安な状況があった。まっちゃん、曰く、
「シートベルトをしっかり締めてください♪」
あの機に、あの言葉を発する人はマジですごい。

てんつくマン
今回の企画の言いだしっぺ。大好き。楽しいことの素晴らしさを教えていただいた。えばらず、注目させようとせず、騒がしく面白いことをしている人。経。

りょうちゃん
ゴリラが大好き。絵が上手。彼の出会い力は急上昇中みたい。絵本、まじ良かったわ~♪

よーこ
芯がある人。農的生活に挑んでいる。応援したくなる人。

くろす
心が優しい人。

オウさん
今回植えた苗木を黙々と育てくれている方。真剣さと行動が素晴らしい。僕らは今回の植林で美味しいところをいただいただけであるが、彼ら年間を通じて植林をしている。モンゴルに緑を残したい!という熱意を感じた。

もっとたくさんであった人はいるけど、眠くなってきたのでまた今度。そういえば、中学校のころの自分とも出会ったなぁ。笑

2006年04月24日

察する@植林

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4/14→19の植林ツアーで感じたこと

「察する」って感動を大きくしてくれるわ~。

今回、植林イベントの最後に竹炭(たけすみ)を撒きました。持ってきたのは、約2t。これをみんなでばら撒いたわけです。木の成長を助けたり、場の浄化に役立ったり、黄砂に混じって日本海の上空の汚いものを吸着してくれたりします。

この竹炭を持ってきてくれたニイノさんに教えてもらったことがあります。
ぼう「この竹炭を作るのにどれくらいの竹を焼くのですか?」
ニイノ「12kgつくるのに100kgぐらいかなぁ」
ということは、2tの竹炭を作るのに17tぐらいの竹を焼いたというわけです。

一体、どのくらいの時間と手間を掛けて竹炭を作ってくれたのでしょうか?一体、どんな想いで竹炭を作ってくれたのでしょうか?

この問いでニイノさんの気持ちを察しようとしました。ところが、ニイノさんは、さらっと「いやぁ、とりあえず撒いてくれや~♪」と手柄を主張することなく、自然に振舞っている。

「ああ、自然にやりたくてやっているんだなぁ。」「他人に評価してもらうために作っていないだなぁ。」...マヂで格好ええわ~♪

感動。感じたわ~♪動いたわ~♪言葉は最小限で、振る舞いから察することが出来れば、メチャメチャ楽しいなぁ。

PS
ちなみに今日会った人で、僕のことを「引きこもり」と思ってくれた人がいました。彼女は察する力と人とペースを合わせる力があると言っておりました。一方で、男の人が「きみは、どんなことをしても成功するよ」と言っておりました。人、それぞれ感じてくれることが違うみたいです。
う~ん、僕のデクノボーっぷりにも磨きがかかってきたみたい♪

マネージメントオブデザイン

SFCの授業で学んだことを書いちゃった♪

コラボレーションのコツは

「心の時間を同期させること」

みんなの心の中にある時計を同じリズムで刻めるようにする。
1:いつ、だれとどこであるのか?
2:アジェンダを作成する
3:レポートを共有する


観察するコツは

「永遠の初心者であること」

このためには、師匠と弟子関係になる。弟子という未熟という立場に立って、インタビューではなくただ観察する行為が重要。


コンセプトとはビジョンをかなえる具体的な方法とその構造。プロトタイプサイクルを何度も繰り返すことにより、コンセプトが精錬されて行く。

ビジョンを実現するためにはたくさんのアイディアを出して行く。数が必要。そのため、いかが重要。

・初めからひとつのコンセプトに仕上げ用にしない
・誰でも思いつく当たり前の方法は最初にあげてしまう
・バカバカしいものも全部含めて出し尽くす
・大量のアイディアとブレインストーミング、プロトタイピングのサイクルをまわして精錬したコンセプトを生んで行く


IDEO式ブレインストーミング法
・商店を明確に絞る
・アイディアの数を数える
・出たアイディアを目に見えるようにする(ポストイット!)
・時間を区切ってブレスト

フォームブレスト
粘土を使いながら、形や構造を考えながらより身体的にブレストをおこなう方法。

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